EKAKINOKI

イタリアさんぽ

ROMA

以前はフランスの国境を越えたとたんに車内がにぎやかになったのが、いまはフィレンツェを過ぎたあたりからでないとそうならない。「大きな声で話すとまわりのひとの迷惑になりますので」なんてアナウンスがイタリアでながれるとは世も末だ。ともかく、EU後のイタリアはずいぶんとかわった。ローマまで来ると、だからかほっとする。移民をガバッと受け入れているイタリアのなかでも、ローマはそれがいま、けっこううまいぐあいに混じり合っているように感じる。地下鉄内での音楽演奏といい、まるでかつてのパリのようだ。いまヨーロッパでもっともおもしろい町のひとつかもしれない。

Photo-File ・・・ ローマの街角あれこれ // ヴァティカンあれこれ // Musei Vaticani // San Luigi dei Francesi // Santa Maria sopra Minerva

ローマ ・・・ サン・ピエトロ寺院 // ハドリアヌス帝ヴィッラ // ティトゥス凱旋門 // 星空のもとの考古学 // モンテマルティーニ(博物館)
ラツィオ地方 ・・・ *Map // モンスター・パーク(創業1550年)(ヴィテルボ)

FIRENZE

ローマはきわめてローマ的だし、ミラノは北の産業都市・・・「イタリアらしさ」ならやっぱ「イタリアの心臓・トスカーナ地方」だ。KやTをHで発音してハッハハッハと喋るトスカーナ人、塩の入ってないパン、メディチ家、優しい丘陵線、ワイン、、。それにしてもユーロになってからのフィレンツェはもろテーマ・パークだ。アトラクションごとにお金を払わなくてはならない。教会ももちろん例外ではない。まるでメディチ家の亡霊がお金を吸い込んでいるかのようだ〜

Photo-File ・・・ フィレンツェの教会 // メディチ家ゆかりの場所 // フィレンツェの街角あれこれ

トスカーナ地方 ・・・ *Map // イタリア一美しい町かも・・シエーナ // アレッツォの町 // ジノリ陶磁器 // 風景画ワークショップ // タロット・ガーデン(ニキ・ド・サンファル)

VENEZIA

ジョルジョーネ、カルパッチョ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ティエポロ・・・・・ヴェネツィアのアーティストは色彩の魔術師だ。アカデミア美術館(Gallerie dell'Accademia)、ドゥカーレ宮殿(Palazzo Ducale)ほいほい。イタリアを代表する展示会場のひとつ、パラッツォ・グラッシ(Palazzo Grassi)もほいほい。ところで、昔からヴェネツィアとフィレンツェは超観光地で物価が超高いことで知られているが、いまヴェネツィアの水上タクシー初乗り料金50ユーロ!船数が制限されてんだろうが、そう、DHLの黄色いボートにもおもわず笑ってしまった。

ヴェネツィアの水害 ・・・ ヴェネツィアの水害 // ヴェネツィアの水害&カナレットの風景画 // ヴェネツィアを水害から守るバリアー // ヴェネツィア大運河に4番目の橋
ヴェネト地方 ・・・ *Map // ヴィチェンツァのパッラーディオとティエポロ親子 // テアートロ・オリンピコ(ヴィチェンツァ) // ヴィチェンツァ・パドヴァ・マトヴァ(たびプラン)

BOLOGNA

イタリアのなかでもさらに輪をかけて料理がおいしいとされるエミリア・ロマーニャ地方。ボローニャ一帯はチェーザレ・ボルジア(1475-1507)の領地、フェッラーラはデステ家、ラヴェンナは西ローマ帝国の首都だった。

エミリア・ロマーニャ地方 ・・・ *Map // ミズ・ルネサンス!カテリーナ・スフォルツァ // チェーザレ・ボルジアとレオナルド・ダ・ヴィンチ // パルマ公国について // フォルリとリミニ // モザイクのラヴェンナ

UMBRIA, MARCHE, ABRUZZO, MOLISE

ローマからアドリア海に向かって、ヴィテルボ、オルヴィエート、ペルージャ、グッビオ、ウルビーノと古い町が点々としている。イタリア人の祖先エトルスキ人の主要な居住地でもあったこの地域は、しかし車以外ではちょっとうごきづらい。中部イタリアのアドリア海寄り文明圏には、恋と嫉妬と、それにともなう死の物語りが渦巻いている。

ウンブリア地方、マルケ地方、アブルッツオ地方、モリーゼ地方 ・・・ *Map // ウルビーノのモンテフェルトロ公 // ピエーロ・デッラ・フランチェスカ

MILANO

働くひとのための町。んだで、寄る機会があったらショッピングに専念しよう〜。ただ、パヴィア、マントヴァ、クレモナあたりまで行くとロンバルディア色濃厚〜。列車の待ち時間があったら、チェントラーレ駅前ではアートの屋外展示とかもやってるよ。

Photo-File ・・・ ミラノの街角あれこれ

ミラノ ・・・ スフォルツァ家とミラノの命運 // ロンゴバルドはリアリストだった? // アンブロジアーナ美術館 // ミラノ・ドゥオーモが建てられたころのこと
ロンバルディア地方 ・・・ *Map // 1500年代初頭のイザベッラ・コレクション(マントヴァ) // マントヴァのテ宮殿(ジュリオ・ロマーノ) // クレモナってどんなとこ? // ストラディヴァリウス

TORENTINO-ALTO ADIGE

トレンティーノ&アルト・アディジェ地方 ・・・ *Map // ドロミティ地方の少数民族 // ドロミティ地方のおとぎ話

TORINO & GENOVA

アルプスがそびえ立つピエモンテ地方から地中海のリグーリア地方にかけてはブドウ畑などの丘陵地帯が連なる。さらに海を隔ててサルデーニャ島までは、サヴォワ家(のち統一イタリア国王)と密接につながりがある地域だ。(リグーリア地方の正面にあるコルシカ島はナポレオン・ボナパルトが生まれる一年前にフランス領となった。)山国で貧しかったピエモンテ人は勤勉。ピツォッケリ(蕎麦パスタ)!ピエモンテ方言にはフランス語がまじっている。リグーリア人は交易をなりわいとしていたせいか「ずるがしこい」とおもわれている。サルデーニャ人は一般的に背が低く黒髪に黒い瞳。サルデーニャ出身の騎手がたくさん本土で活躍している。タヴィアーニ兄弟監督の「Padre Padrone (1977)」を見てくんさい。

Photo-File ・・・ トリノの街角あれこれ

トリノ ・・・ トリノってどんなとこ・・? // ビチェリンという飲み物 // イエスの形骸布(トリノ・ドゥオーモ) // トリノをベースにしてうごく
ピエモンテ地方・リグーリア地方 ・・・ *Map // ピエモンテ出身のアーティストというと、、? // ジェノヴァは輝きを取り戻せる?

NAPOLI

Radio Napoli Musica: http://www.radionapolimusic.net/radio.php

「ナポリを見てから死ね」とかつては言われた。喧噪とカオスが同居する町ナポリ・・・そこにはナポレターノ(ナポリ人)とナポリ哲学がある。ものごとをポジティヴにとらえるナポレターノはまわりの人間をも陽気にする(ときとしてすぐれて政治的)。ソンケイしてます〜

ナ〜プル ・・・ ナポリのもうひとつの海 // ポンペイの裏側(イタリア文化行政)

SUD

南イタリア ・・・ *Map // シチリア・マルタをハシゴ // 1282年のシチリア市民蜂起 // プーリア地方の民家トゥルッリ

ITALIA

イタリアが統一されたのは1861年で、ちょうど明治維新(1868)とおなじころ。ただ日本やフランスが「中央集権」だったのにたいして、イタリアはさながら「中央離権(地方分権じゃない)」。だから「御上(おかみ)」なんてのを基本的に信用していない。こんな笑い話がある。

*****  客船が沈没しそうになった。船長は乗客を海に飛び込ませるように説得する。まずアメリカ人には「あなたがたは全員保険で保証されています。」。つぎはイギリス人には「これは規則です。」イタリア人には「船にとどまるようにというお国からのオフレがありました。」さいごに日本人には「みなさん飛び込まれましたよ。」 *****

自由の国フランスが移民にたいして門戸を閉ざしてから、アフリカ、アラブ諸国、東ヨーロッパから移民がこぞってイタリアに押し寄せるようになった。イタリアにはカソリックの総本山があるので、そういうひとたちを拒みはしない。結果的に「ユーロ圏への玄関口」となったイタリアは、とにもかくにも様変わりした。

mini-photo-index ・・・ 写真から入ってけイタリアの町

イタリア全般 ・・・ イタリアのアートなホテル // イタリアで葬送行進を見たら・・ // いまもあるあるイタリア都市国家文化 // イタリア美術館の予約制にモノ申す


Parchi Italiani: http://www.parks.it/
Monuments de Venise: http://www.campiello-venise.com/index_des_monuments_de_venise.htm

絵画 ロシア イタリア