アーティスト6人・・・ピカソ、カラヴァッジョ、ゴッホ、モディリアーニ、フェルメール、フリーダ・カーロ・・・を特集したDVDをめっけた。6作品のうちの5作品はすでに鑑賞済みだけど、「カラヴァッジョ(デレク・ジャーマン監督/1986年/英国)」はかなりながいこと探してたので、みつかったときはムチャうれしかった。

それで、「カラヴァッジョ」の内容・・・
シェークスピアの現代化もオチャノコサイサイの国の映画だとおもえばべつにフシギはないが、1610年に死んだアーティストをえがいた映画のなかで、タバコをスパスパ吸ってたり、タイプライター、電卓、自転車、さらにはカラヴァッジョ特集の雑誌まで登場したりと、さいしょは面食らった。
見た目はかなり温厚なカラヴァッジョ像にも疑問を抱いたけれど、みているうちに・・・
デレク・ジャーマン監督はカラヴァッジョの「エクストラヴァガンシー(ふつうでないところ)」を現代的に納得できる形で表現したかっただけで、カラヴァッジョ像や20世紀の小道具は、むしろその「エクストラヴァガンシー」を巧みに表現するための手段だったのかもしれない、とおもった。
ぎゃくにかんがえると・・・
デレク・ジャーマン監督がもっとも表現したかったのが「カラヴァッジョのエクストラヴァガンシー」であったのなら、「カラヴァッジョ像」はそこから逆算的に割り出されたと、言えないこともない。歴史上の人物なんて、ほとんど思い込みでできてるようなもんだから、なら、こんなのもアリか。。頭のなかに織り込んどくのもわるくないカモ。
ともかく、印象に残る作品だった。
- 2006.11.30.