かつて金細工で富を積んだ、いまは中規模のトスカーナ地方の町。 フィレンツェから電車が30分おきぐらいにでている。所用時間は普通電車で約1時間20分。急行で約30分。
このほかに、シエナ、フィレンツェからバスもでている。
いまアレッツォにやって来るひとたちのいちばんの目的は、サン・フランチェスコ教会にあるピエーロ・デッラ・フランチェスカの壁画だ。ピエーロ・デッラ・フランチェスカは初期ルネサンス美術の巨匠。アレッツォの出身で、ウルビーノのモンテフェルトロ公のもとで働いていた。
ルネサンス美術史におけるピエーロ・デッラ・フランチェスカの株が急上昇したのは比較的最近のこと。
サン・フランチェスコ教会
15年かけたピエーロ・デッラ・フランチェスカ作「聖十字架伝説」の修復が終わったのはつい最近。昼休みをはさんで教会内は自由に入ることができる。ただし、礼拝堂は現在予約制。
あらかじめ予約をしておいて、指定された時間にグループごとにまとまって説明を受ける。近年のピエーロ・デッラ・フランチェスカの再評価もてつだって観光客はふえるいっぽうで、事前に予約をしておかないと礼拝堂に入れないこともめずらしくない。(予約先:0575-900404)
ヴァザーリ回廊
左の写真がヴァザーリ回廊(16世紀)。前にグランデ広場があって、ゆったりと気持ちよくお茶できる。広場は、グランデ(大きい)という名前ほどには大きくない。ましてや傾斜まである。これがアレッツォを代表する広場、、?
ところがここで、いちばん上の写真にあるような長槍の伝統競技が、毎年6月と9月に行われる。音楽コンサートもここで開かれるし、骨董市が月はじめの日曜日にたつ。
しかしよ〜く考えてみると、このくらいのスケールが、ほんとうは、中世の広場の主役だったんじゃない?様々な様式の建物が広場を囲んでいる。ちょっと映画のシーンをおもわせるような雰囲気・・・
トスカーナ地方の料理
「塩がききすぎじゃない?」と、ときどきおもうことがある。しかしその理由のひとつとしてよくあげられるのが、トスカーナ地方の塩がきいていないパン!これはめずらしい!北部イタリアに住んでいるトスカーナ地方出身のひとは、そういうパンを焼く店をわざわざみつけてくる。
「だからこそ料理は塩からくていいんだ。」というのが彼等の言い分。 料理が塩からいからパンがプレーンになったんじゃないの、、?あはは、、、「にわとりとたまご」の噺かよ?!
おれたちゃアレッツォ人だ〜い))
音符の創始者とされるグイード・ダレッツォ(990年頃)
詩人ペトラルカ(1304-74)
美術家ピエーロ・デッラ・フランチェスカ(1416-92)
美術史の古典「美術家列伝」を残したジョルジョ・ヴァザーリ(1511-74)
(2004.11.04. 見回り)
★ アレッツォかんたんマップ
ピエーロ・デッラ・フランチェスカ修復プロジェクト
http://www.pierodellafrancesca.it/