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ヴィチェンツア

パッラーディオとティエポロ親子

brentaヴェネツィアがなかば海のなかに建設されたのは、もともとは防御のため。ヴェネツィア貴族は、だから、本土への進出を基本的に自粛していた。

しかし共和国の富が増してくると、やはり「人間のさが」・・・広い土地に豪華な別荘を建て、農園経営をやってみたくなる。そしてじっさい、ヴェネツィア貴族のあいだでそれが流行った。

その典型的な例が・・・ブレンタ河岸一帯に広がるかれらの荘園別荘であり、ヴィチェンツァという町だ。

このころ売れっ子建築家だったのがアンドレア・パラーディオ(Andrea Palladio 1508-80)・・・

パッラーディオは石工あがりの建築家で、ローマ時代(カエサル・アウグストゥス時代)の建築家ヴィトルヴィウスを敬愛し、古代建築をお手本にした別荘をガンガンと建てた。自身も「建築四書(I quattro libri dell'architectura/1570)」という本を残している。

パラーディオの建築は町なかだけではなく、、ブレンタの河岸、丘の上・・・遠くからでもそれとわかる。しかしとくにヴィチェンツァの町は、別称「パラーディオの町」とも呼ばれるほどパッラーディオの建物が集中している。

ラ・ロトンダ、シニョーリ広場のバジリカ、オリンピコ劇場、アンドレア・パラーディオ通りに立ち並ぶ宮殿など・・・これらはいま、ユネスコの世界文化遺産。

パッラーディオ建築には独特の雰囲気がある。シネマチック?ディズニーランドっぽい?だけどパッラーディオがこのあたりにボコボコ建築したころ、目立つ建物というのはたぶんそれぐらいだったはず。

後世に与えた影響もおおきい。これによく似た建物、アメリカでも見ない?

ヴィチェンツァにはティエポロ親子個人美術館もある!じょーだんよじょーだん。「ヴィッラ・ヴァルマラーナ・アイ・ナーニ」・・・

ティエポロ親子というのはジャン・バッティスタ(父)とジャン・ドメニコ(息子)のことで、この別荘は、ふたりがいっしょに描いたフレスコ画で埋め尽くされている。

だから、、「ティエポロ親子の個人美術館」!

「ナーニ」って名称がちょっと気になるけど、、もちろんこれは「WHAT?」じゃない。イタリア語で「ナーニ」とは小人のこと。

小人の彫像でもいっぱい飾っていた?それとも通りの名前からつけた?それがどうも・・・かつてのオーナーの娘さんが、『小人症』に生まれついたんだそうだ・・・そこらへんからきてるみたい。ぐっ。。

あ〜はらへった〜〜!なら、、

ヴィチェンツァ名物「バッカラー・アッラ・ヴィチェンティーナ(Baccala alla vicentina)」!

・・・これ、「ヴィチェンツァ風干しタラ料理+ポレンタ」のこと。ポレンタは、「そばがき」のトウモロコシ版みたいなもん・・・色は黄色。

(2000.12.23.)(2004.11.04. 見回り)(2004.12.02. 見回り)

※ ヴィッラ・ヴァルマラーナ・アイ・ナーニ(Villa Valmarana ai Nani : Via dei Nani 2-8) 3月15日〜11月5日、午後2時より3時間のみ一般に公開。水・木・土・日は、午前10時〜12時もオープン。

※ ヴィチェンツァ・シニョーリ広場の「ロッジャ・デル・カピターノ(La Loggia del Capitano)」にはティツィアーノのフレスコ画、「キエリカーティ宮殿絵画館」および「サンタ・コローナ教会」にもルネサンス期巨匠たちの作品。

※ ヴィチェンツァにはすべての美術館、歴史的建築物などに入場できる「とおし券」が2〜3種類用意されている。訪問目的地にあわせた切符を買ったほうが、一回一回払うより得だよ〜。

※ ファイル中の画像: (上) パッラーディオのラ・ロトンダ (下) ヴィッラ・ヴァルマラーナ・アイ・ナーニ正面

※ 「パッラーディオ」は「パラディオ」と表記される場合が多いようです。

かんれんファイル

■ ヴィッラ・ヴァルマラーナのティエポロ親子
■ ヴィチェンツァのオリンピコ劇場にふれているファイル
■ ヴィチェンツァ・パドヴァ・マントヴァ(たびプラン)
■ ポレンタ
■ ヴィチェンツァかんたんマップ

かんれんサイト

I Battelli del Brenta
http://www.antoniana.it/mainuk.html
(英語・イタ語)(遊覧船ツアー)ヴィチェンツァは、ヴェネツィアから電車で30〜40分。ヴェネツィアからブレンタ川沿いの船旅(4〜9時間ぐらいの各種ツアー)って手もある!

Digital Imaging Project
http://www.bluffton.edu/~sullivanm/pal..
(英語)パッラーディオ建築イメージがいっぱい!

Teatro Olimpico
http://www.olimpico.vicenza.it/
パッラーディオのテアートロ・オリンピコ。「だまし絵」があるよ。参観は〜17Hだけど、できればプログラムを事前にチェック、、劇場の観客になりたい。

絵画 ロシア イタリア