クレモナ?ロンバルディア平野の地方都市。地方都市ったって、ミラノから車で1時間ちょい、、、それが・・・
紀元前218年(?)にローマ人によって創られた歴史のふる〜い町で、ましてや通勤圏といったっておかしくないぐらいなのに、電車はもろローカル線で2時間ぐらいかかったりする。
たぶん、、政治的に疎外されてるか、カヤの外におかれてるんだよ。それで発展できない。静か〜〜な町。
基本的には農業県。パルマやモデナや、、ボローニャに首都があるエミリア・ロマーニャ地方とポー川をはさんで接しているから、ハムやサラミ、うまいもんはいくらでもある。
たぶん、ロンゴバルド族とも深〜いつながりがある?パヴィアに本拠地があったヴィスコンティが、のち、ヴィスコンティにかわってミラノの治世者になるスフォルツァをじぶんの娘と結婚させ、クレモナの領主にしたりした。ミケランジェロにデッサンをみてもらった女性画家スフォニスバ・アングイッソラ(アングイソーラ)も、クレモナ貴族の出身。
クレモナは「3T」で有名なんていわれる。「3T」とは、塔(Torre)、クレモナ名菓トローネ(Torrone)、そして大きなおっぱい(Tette)。でも、クレモナが国際的にそのなまえを知られているとしたら、唯一ストラディヴァリウスのため。ヴァイオリンとかヴィオラとか、すぐれた弦楽器を造りつづけてきた。
いまも、弦楽器のマスターを志すひとたちが世界じゅうからクレモナに勉強にやってくる。ドゥオーモがある広場(そこに塔もある)に市庁舎があって、そこにかつての弦楽器が展示されているから、いっぺんみてみるといいです。
それと・・・クレモナに行ったら、市立美術館にカラヴァッジョの『瞑想のフランチェスコ』があります。
ところで、あるとき『ピカソ・ミロ・ダリ展』を知らせるメールが「クレモナ展示会情報HP(Cremona Mostre)」からきてた。
http://www.cremonamostre.it/
(Cremona Mostre)
展示会は2003年2月15日〜5月4日。あれっ?霧がムチャクチャに濃い時期だぜ、、!ピカソ、ダリ、ミロともなれば、クレモナ市民相手というより、ほかの町からの訪問客を見込んでいるはず。
ポー川沿いの濃霧というのは、ちょっと想像できないぐらいにスゴイ!1メートル先のセンターラインらしきものを見ながら亀のように車をうごかす怖さは、経験したひとでないとちょっとわからない。ミラノの人間とかはその怖さをよ〜く知ってるから、来たくても、来ない。電車?よっぽどの篤志家だよ、、、
ピカソとミロとダリは3人ともスペイン・カタルーニャ地方のアーティスト。この3人以外にも、同時代のカタルーニャ地方アーティストの作品が展示されてる。
展示会の副題は・・・『ガブリエル・モルヴェイ(Gabriel Stanislas Morvay 1934-88:ポーランドの画家)に捧げる』・・・彼はバルセローナとクレモナに住んでいたそうです!クレモナで『ピカソ・ミロ・ダリ展』をやるという理由づけとしては、、、、う〜〜〜〜んん、、、、、ちょっ〜と、くるしいなぁ、、、
こういうのはクレモナらしいよね↓
『音楽』をテーマにした展示会(-2001.03.18. / Santa Maria della Pieta, piazza Giovanni XXIII)・・・ティツィアーノ(Prado)、ジョルジョーネ(Washington National Gallery of Art )、ヴァン・ダイク、ラ・トゥール、カラヴァッジョ、プサン、ロランなど、1500年代〜1600年代の作品から。
(2002.10.20.) (2005.01.06. 見回り)
■ クレモナってどんなとこ?
■ クレモナのカラヴァッジョ
■ スフォニスバ・アングイッソラ
■ ストラディヴァリウス
■ クレモナのかんたんマップ