「ロシア人はロシア文学読んでんの?」
「・・・あまり読まない。」
まずそんな率直な答えがかえってくる。もちろん読むひとは読んでる。ドストエフスキーがけっこうはやってたり、へええ、、とおもうこともある。
しかしいくらロシア人の活字志向がつよいといっても、ハードな現実生活とハードな読書熱の両立は、ちょっとむずかしいか、、?
推理小説、恋愛もの、探偵もの、ハーレークイン、ソ連時代にはあまりなかったファッション誌や女性誌、、、頭をつかわないで、すぐさま役立ったり、癒しになったり、あるいはつかの間でも現実から逃避できたり、、、
そんなもののなかに、ロシア人は活字への欲求を満たしているのかもしれない。
「じゃあソ連時代はどんなのが読まれてた?」
ツルゲーネフ、ドストエフスキー、ネクラーソフ、チェーホフ、ブーニン・・・・・詩なら、プーシキン、エセーニン、アフマートヴァ、ツヴェターエヴァ、パステルナーク・・・・・なんだそれじゃゼンブじゃ〜ん!それとも、ひとそれぞれってこと?問いかけそのものが漠然としすぎてたか、、
トルストイ、ドストエフスキー、チェーホフ、ゴーゴリ、ツルゲーネフ・・・ロシア人はまず学校で、これらの文学者たちに接っする。そう、、ちょうど日本の学校で、夏目漱石とか森鴎外とかが教科書にあるのとおなじ。
だからたとえば、「アンナ・カレーニナ」も断片的には知っている。そこから、トルストイの文体とか作品のかんじとか、みなそれぞれに印象をもっている。
だけど、それと、「アンナ・カレーニナ」を全部読んだかというのはまたベツ!ロシア人にとっても、トルストイの「戦争と平和」とかショーロホフの「静かなドン」とか、、長篇モノになると、やはりその気になったひとでないと読んでないみたい。
な〜んだ、、それも日本とおんなじか〜〜〜
ソヴィエト時代にはかなりの思想統制があったが、バルザックやスタンダールなど、西欧文学も読むことは読めた。1960年代には外国文学ブームもあった。なにが読めたかは、だれが共産党書記長だったかで変わってくる♪
そして、もちろん読ませてくれない本もたくさんあった。(内緒では出回っていたりして・・・) 外国文学は言うにおよばず、、現代ロシア文学でも、チンギス・アイトマートフなどは、ゴルバチョフ時代になってはじめて解禁されたという。
(2001.09.25.)(2004.12.06. 見回り)
※ 文中にでてくる文学者(生誕年順)
プーシキン(1799-1837)
ゴーゴリ(1809-1852)
レールモントフ(1814-1841)
ツルゲーネフ(1818-1883)
ネクラーソフ(1821-1878)
ドストエフスキー(1821-1881)
トルストイ(1828-1910)
チェーホフ(1860-1904)
ゴーリキー(1868-1936)
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http://www.hrono.ru/biograf/gorkyi.html
ブーニン(1870-1953)
アフマートヴァ(1889-1966)
パステルナーク(1890-1960)
ツヴェターエヴァ(1892-1941)
エセーニン(1895-1925)
ショーロホフ(1905-1984)
ソルジェニーツィン(1918~)
※ ファイル中の画像: 朗読テープ(プーシキンに捧げた詩)