Franz Marc(1880-1916)
マルクの絵のなかにたとえばイヌが描かれていても、イヌがイヌとしてもっているイミってのは、ほとんどない。黄色いイヌでも赤いウシでも、つまりはひとつの巨大な「色のかたまり」。
マルクの「色のかたまり」はあたたかく、自信に溢れていて、そういういくつもの「色のかたまり」があつまっておおきなムーヴメント(うごき)になり、またそれがコンポジション(構成)そのものになっている。どうぶつはそれじたいが「うごき」を感じさせるので、よりいっそうの躍動感を作品にあたえている。
もちろん、なぜマルクがどうぶつを描いたかってのはまたベツ。マルクの作品には、ネコやイヌやウシがこの世界をどんなふうに感じているかが描かれてたりして、、アハハ。マルクがたった36才で戦死(第一次大戦)したとき、世界じゅうの動物たちが喪に服しました〜!
マルク作品(Web Museum, Paris)
http://www.ibiblio.org/wm/paint/auth/marc/
マルク作品2点&顔写真(Guggenheim Museum)
http://www.guggenheimcollection.org/site/ar..
フランツ・マルクは『青騎士(ブラウエ・ライター)』創設者のひとりで、だからモチ、ヴァシーリー・カンディンスキー(Wassily Kandinsky 1866-1944)のおともだち。アウグスト・マッケ(August Macke 1887-1914)やパウル・クレー(Paul Klee 1879-1940)といったアーティストたちもまわりにいたよ。
南バイエルン地方のコッヘル・アム・ゼー(ミュンヒェンから南に60キロ)にはマルクが買った家があり、その村に、マルクの墓とフランツ・マルク美術館があります。この美術館からごっそり作品をもってきてって企画展も、ゼヒやってほしいですネ。。
(2002.07.14.)(2002.10.05. 見直し)(2004.08.07. 見直し)
※ ファイル中の画像: 『雪の上にねそべる犬』 1910-11年/ Stadelsches Kunstinstitut:フランクフルト
■ カンディンスキー
■ ブラウエ・ライター(青騎士)
■ クレー展示会(2000.10 Torino)評
コッヘル・アム・ゼーのマルク美術館
http://www.franz-marc-museum.de/