Oskar Kokoschka(1886〜1980)
ココシュカは、グスタフ・クリムト(Gustav Klimt 1862-1918)、エゴン・シーレ(Egon Schiele 1890-1918)とならぶ『ウィーンの三羽ガラス』。ウィーンの美術学校にいたころから戯曲を作ったりと、かなり文学的嗜好が強かったみたい。『初期表現主義』とも目され、1912年にはドイツ・アヴァンギャルドとブラウエ・ライヤー(青騎士 − カンディンスキー)がいっしょにやった展示会(ケルン)にも参加。
その『鋭敏な表現』は認められたり排斥されたり、居所や国籍もオーストリアからチェコへ、イギリス、スイスへとちょこちょこ変えた。(ココシュカはもともとチェコ系で、こどもの頃ウィーンに越して来ました。)しかしココシュカはアカデミーの要職にもあったし国際的な評価も受けていたから、アーティストとしてそんなにわるい境遇じゃなかったはず。
ところがココシュカは、指揮者で作曲家だったグスタフ・マーラー(Mahler Gustav 1860-1911)の未亡人アルマ(Alma Mahler-Werfel 1879-1964)と恋愛関係にあった。恋愛沙汰なので、じっさいになにがあったかなんて知るよしもないけれど、ココシュカはそのことで心身を病み、治療のために「そっくり人形」を作らせた!その人形とおはなしをするってのは当然の展開としても、オペラ劇場にまでいっしょに連れていったとなると、ちょっと「うっ、、」っておもわない?
治療の甲斐あってかココシュカはティツィアーノなみに長生きしたので著作権が当分切れません。まとまって作品画像を見せてくれるサイトがあまりないよ〜ん。
Children playing, 1909
http://www.arlindo-correia.com/301200.html
ココシュカ伝記&作品(英語)(Artchive com)
http://www.artchive.com/artchive/K/kokoschka.html
(2003.03.01.)(2006.03.10. 点検)
※ 東京国立近代美術館・・・「アルマ・マーラーの肖像(1912年/65×56cm)」「版画集−足枷に繋がれたコロンブス(1913年)」