EKAKINOKI

ミケランジェロをバサッなんてできっこない。

Michelangelo Buonarroti
1475 - 1564 Caprese (Arezzo)-Roma

ミケランジェロがナニを相手にして生きていたのか、よくはわかんないけれど、すくなくとも、ニンゲンの世界のことではないような気がする。たぶん、、、ニンゲンを超えたところにあるナニカ、、神とか宇宙とか・・・

フィレンツェのドゥオーモ付属美術館

ナンデ神でナンデ宇宙なのかは、当時メディチ家が多いに関心を寄せていた「新プラトン主義」とかをさぐっていけば分かるかも。でも、重要なのはそういうことではなくて、ミケランジェロが本気でそういう世界に生きていたということ。

そして、その崇高なナニカに対して、ミケランジェロはただひたすらだった。敬虔・・?クソマジメ・・?その敬虔さがどこか説教くさくて鼻についたこともあったけれど、でもミケランジェロの作品をよく見ていると、そんな世俗的なつもりは、ミケランジェロにはこれっぽちもなかったってことが伝わってくる。

それどころか、、ミケランジェロの作品は空間的にも時間的にも無限に向かって開かれていて、ひとつの作品としてそれだけで完結してはいない。それは、まわりの空気、空間と響き合って存在し、その主張はけっしてひとつの時代では閉じていない。

「そんなこんなでミケランジェロを見直したよ〜」なんて言っても、こっちが勝手に好きになったり嫌いになったりしているだけで、ちゃんちゃらオカシイというか、まるで言葉に迫力がない。

ああヤダヤダ、、、こんなニンゲンばなれしたア−ティストについて、正面きって、ナニカ言おうとか書こうとかしても、「スゴイ・・」だけで言葉が途切れちゃう。「バサッ」どころか、ミケランジェロにカスルことさえ容易じゃない。

(2004.05.20.)

ミケランジェロ作品(Web Gallery of Art)
http://www.wga.hu/frames-e.html?/html/m/michelan..

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