Andrea Mantegna 1431-1506 Padova-Mantova
アンドレア・マンテーニャはひじょうに建築的な構図を得意としていて、そのことになんら異議があるわけではないけれど、作品の一部分にことさら目をこらすと、そういうのとはまたべつの魅力、マンテーニャというひとのおどろくべき社会性を感じておどろかされることがある。
ルーヴル美術館(パリ)
Musee du Louvre
Photo by mashiro
「聖母子像」 / 「磔刑」(1457-60)/ 「サン・セバスティアーノ」(1480)
「パルナッソス」(1497)
・・・この作品は、現在(2004)修復中のはず。(=ユピテルの娘たち♪)
パラッツォ・ドゥカーレ(マントヴァ)
Palazzo Ducale di Mantova
マンテーニャは、マントヴァのゴンザーガ家に雇われていたから、マントヴァ抜きでマンテーニャを語ることはできない。ハイライトは、パラッツォ・ドゥカーレの「カーメラ・デッリ・スポージ」の壁画(1465-74)。ただ、ゴンザーガ家の奥様イザベッラのコレクションは、まわりまわって、いまはルーヴル美術館に。
→ マントヴァたびプラン
→ イザベッラ・デステのコレクション
ブレーラ美術館(ミラノ)
Brera di Milano
現在ルーヴル美術館にある「パルナッソス」は、いまも人気があるマンテーニャ作品のひとつ。そしてたしかにルネサンスという新しい時代を先取りした作品ではあるけれど、多分に、イザベッラ奥様の趣向が反映されているとおもう。
それに対して、「まさにこれこそがマンテーニャの作品」というのがコレ − 「死せるキリスト(1500年ごろ)」。たとえば「マンテーニャ展」というとき、これ抜きには語れないよなぁ、、とかおもう。日本に、来ないかなぁ、、、これとルーヴルのパルナッソスがそろったら、スゴイ。。。
ブレーラ美術館にはこのほかにもマンテーニャ作品が数点。
サバウダ美術館(トリーノ)
Sabauda di Torino
個人的に・・・ここのマンテーニャ作品「聖母子像」は大のお気に入り。。「聖母子像」といっても、ちょっとビックリするぐらい現代的よ。損傷がはげしいですが、、、(そのうちヒミツにパチッとしてこよっかな、、♪)
1450年代、マンテーニャ若き日の作品には以下のようなものが・・・・・
ウィーン美術史美術館の「サン・セバスティアーノ」、ロンドン・ナショナル・ギャラリーの「オリーヴ山の祈り」ほか。イタリア・・・エレミターニ教会(パドヴァ)、サン・ゼーノ教会(ヴェローナ)の「聖母子像」、ウフィツィ美術館の「昇天」、アッカデミア美術館(ヴェネツィア)の「聖ジョルジョ」、、などなど。
(2004.07.15.)