TOMさんにインタビュ〜
どうでした?クレモナ市立美術館?
この美術館、外気温40度近くもあるのにクーラーが効いてなくて、このように窓が開いている状態(右画像)。日本ではちょっと考えられない保存方法では?(笑)でも、景色と鳥の声がとても気持ちよかったです。実は暑くて、痒くて(蚊がいっぱい)絵画を鑑賞するのに最悪のコンディション・・・
クレモナ派の絵画が凝縮していたと思うんですが、とにかく、全体の中で、カラヴァッジョのあれだけが光り輝くようで。何か有名な作品があったのかなぁ、本当にもっと調べてから行くのだった。
しかも、感激してこっそり撮ったカラヴァッジョは・・・なんと日本でみなさんがすでに見ていた作品だった・・・。私は岡崎の方だったから見てなかっただけだったのでしたね。
『カラヴァッジョ 光と影の巨匠−バロック絵画の先駆者達(東京都庭園美術館 2001.09.29-12.16/岡崎市美術博物館 2001.12.22-2002.02.24)』展に『祈る(瞑想の)聖フランチェスコ』はきていましたが、TOMさんが行かれた岡崎市の展示会のほうでは、この作品と『エマオの晩餐』の2点が展示されていなかったということですね・・
そう、あのときとっても残念だったので、出会えて良かった。
カラヴァッジョの『瞑想の聖フランチェスコ』
http://www.thais.it/speciali/Caravaggio/scheda71.htm
クレモナってけっこうあそびに行ったんですが、あそこにカラヴァッジョがあるなんて、知らなかったー。じっさいに見てどうでした?
最後の日がクレモナで、それ以前に南からずっといくつかの美術館ですでにカラヴァッジョ数枚を見てるんです。ウフィツイはすでに訪問3回目(だったかな?)で、実は以前から一番感銘を受けた『メドゥーサ』(盾の・・・でも、これが一番好きな人っているかなぁ?他に(笑)あの迫力にはもうただただひれ伏すっていうか、今回も「はぁ、すごい」と。
ボルゲーゼも行ったし、前回はあの大作3枚のフランチェージ教会も行ってて、やはりあれらの圧倒的な力からしたら、『瞑想の聖フランチェスコ』は小品ですよね。
「あ、また初めての作品に会えた」という感じが一番で。(笑)それからは、もう、最悪につまんない見方をしてしまうんです。野暮はもう承知でして、真贋を確かめたいだけで。マティエール(絵肌)とか筆運びとか陰影の出し方、デッサン力などで、今回は「真作か、あるいは本人の工房作品に違いない」という結論で納得したという。
なにしろ、日本の展覧会に来た作品のうちの2点は贋作じゃないかと疑っているもので。フランス、スペインも含めてカラヴァッジョ作品はいくつか見てきて、勝手に感じて、勝手におもしろがってるだけなのですが。『マグダラのマリアの法悦』『メランゴロを剥く少年』なんか、絶対に贋作だったよ〜〜〜!!!と。
あと、いかに手を抜いた手法を編み出した天才かと、絵の具の様子から描き方手順など読み取ったり。どうしても実践的な見方になってしまう。で、ごめんなさい。本当に野暮な鑑賞者でしょ?
おもしろーい。うらやましぃー。ところで、クレモナの画像ありがとう。多くの美術館ではお金をすこしよぶんに払うと(入館料ぐらいの・・)、写真撮影を許可してくれますよね。
旅行記のHPなどでも、みなさんきちんと披露するためのものを記録してきていますよね。私も記録するようにこれから考えていきたいと反省しました。せっかくいろいろな美術館を訪ねてきたのに、適当にビデオに収めるだけでは。それにどの写真も記念写真のように中心に自分たちが写ってしまって、披露できやしない(笑)
(2003.07.26.)
クレモナ市立美術館
(Museo Civico Ala Ponzone / 4, Via Ugolani Dati Cremona)
http://www.rccr.cremona.it/doc_comu/mus/mus_ala_ponzone.html
バルトロメオ・マンフレーディ(Bartolomeo Manfredi)はカラヴァッジョの最良の弟子ともされ、その作品がカラヴァッジョ作品の横に。『聖家族と聖フランチェスコ』のマリア・アングイッソラはスフォニスバの姉妹でしょうか・・。アルチンボルドのおもしろそうな作品がここにもあります。つぎのリンク先で、美術館所蔵25作品(小画像)を見ることができます。(サイトはちょっとおもいけどね)
■ カラヴァッジョかんれんファイル目次
■ クレモナってどんなとこ?
■ クレモナ美術館のカラヴァッジョ
■ スフォニスバ・アングイッソラ
■ ストラディヴァリウス
■ クレモナのかんたんマップ