EKAKINOKI

チェントラーレ・モンテマルティーニ博物館

Centrale Montemartini

まるで前世紀初頭の工場内みたいな、鉄肌むき出しのマッチョで巨大な機械設備・・・そんなかにポツンポコンと、ローマ時代風な大理石彫像がそこここに置かれている。なんだこりゃ、、、、??映画のセッティング?インスタレーション?

http://www.centralemontemartini.org/it/mus..

チェントラーレ・モンテマルティーニがあるこの建物は、1912年につくられたローマで最初の発電所だったんだって、、、パリのオルセイ美術館が元「駅」を利用したように、ここはかつて発電所だった。

しかしチェントラーレ・モンテマルティーニは、ただたんにローマ時代の彫像やモザイクを展示する美術館ではなく、かつての発電所をみせる博物館でもある。つまり確信犯的のこの両者をうまくつかっている!

つぎのリンクはあざらしくんのお友だちが書いたこの美術館の紹介文。

http://www.ne.jp/asahi/jun/icons/miya/museum.html

BBSより

ミン★チカさん

Centrale Montemartiniの「工業文明とローマの大理石像を組み合わせた造形?」Good! 僕は「歴史の流れ、そのもの」を感じました。

あざらしくん

この画像を見た時に思ったのは、前衛的なコラージュのような違和感とともに、「古代ローマへの回帰→ローマ帝国の復興」と「近代重工業→男性的な力の誇示」を感じて、「なんかムッソリーニが好きそう、、、、」と言ったものでした、、、

この展示(というか美術館そのもの)を企画したのは一体どんな人物なのだろう??

こういった危うい感覚を想起させる作品を作っている芸術家にアンゼルム・キーファーがいますよね(ナチス的であるというのは彼の場合、誤解だけど、、、)

えかきのき

時代がかったおおがかりな機械とその前に据えられた首のない2体の彫像。「機械」は、ドン・キホーテ的な、時代がかった、力? 「彫像」は、かつて(中途半端でない過去)の栄光?

このイメージから想像されるのは・・・背後で指揮している独裁的な「男」の姿?わかるような気もするけど・・・「栄光の復興(ちょっとファッショ?)」という衣をまとった「男性的な力の誇示(ちょっと男色的?)」のほうが解釈としてより現実的?もろイタリア文化だね。それがそのままムッソリーニに直結するかどうか、、、アンゼルム・キーファーとむすびついちゃうとこは、さすがあざらしくん!

どこか、、「ボクの宝物みせてあげよっか〜」ってかんじ。 (ほかのひとにはゼンゼンたいしたものじゃなくて・・・

ミン★チカさん

『機会』=産業革命以降の工業中心の世界観。『彫像』=古代ローマの人間中心の世界観。っていうより神々中心とでも言うべきか。

あえて首が無い点に僕は「神の不在」と言うメッセージ性を感じます。どう、たまには賢いこと言うやろ〜♪

あざらしくん

様々ですねー

例の展示の写真を見て、私はファッショ的な臭いを感じて嫌悪の情が湧き上がり、その一方で、えかきのきさんは『「ボクの宝物みせてあげようか・・。」とこどもになったような気持ちになる。』と感じる。ミン★チカさんも、「歴史の流れ、そのもの」を感じられたわけですよねー。

ムッソリーニ云々は、彼がローマ帝国の再生を訴えたり、EURを計画したことや、ファシズムの「美学」が近代の機械に男性原理と結びついた「進歩」を重ねていたことなどから感じたことなのですよ。(変な文章で失礼)

(2002.06.05.)(2004.11.10. 見回り)

かんれんファイル

■ アンゼルム・キーファー
■ ファシストと未来派

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