あたらしくできた六本木ヒルズ52F−53Fに森美術館はある。アクセスがどうのこうのってはなしを聞いていたけど、地下鉄日比谷線で六本木駅を降りたとこがすぐ、六本木ヒルズでした。ナンダ。
美術館内はバカ広、作品の量もすごくて、遊園地にでも来たみたいなタノシサがある。(ツアーのひとたちとかもけっこういて、ちょっと観光地っぽいフンイキも・・作品をなんべんもナデナデしていたおばちゃんたちがいたよ。)
それで・・ターナーやコンスタブルのそばに現代アートがあったり、現代アートのそばに大昔の仏像や曼陀羅があったり・・「これもアートあれもアート」って、あらゆる種類のアートが『同一水平線上』に、均等におかれている。
これって、あるイミおもしろいとおもった。現代アートです、古典絵画です、仏像です、春画です、ビデオです、みたいなジャンルというか、『枠組み』がとっぱらわれちゃって「みんな、アートじゃん。」・・みたいな。また、「ピカソでござ〜い」「レンブラントですゾ」な〜んて、妙に重っ苦しい『神話』とかからも、しゃばっとオサラバしている。
ただ、超高層ビルのてっぺんのほうでしょ・・おだやかな世の中じゃないので、なんとなくさいしょのうちキモチが落ち着かなかった。でも展示のほうに心がなごんでくると・・もしかすると、いままでの美術館のあり方をキッパリ断ち切るためにあえて『高楼の美術館』にしたんじゃないか、いやそうでないとしても、じっさいそんなキモチになれるゾ・・なーんておもいはじめました。
展示会のテーマである『ハッピネス(しあわせルンルン)』ってのはデヴィッド・エリオットさん(館長)、伝わってきたよ。「アートは枠組みにとらわれない自由な考え方を与えてくれる」みたいなさいごのメッセージも気に入った。展示会を出たとこにある、シャッターがおろされたまんまのレトロなバーもよかった。(←カンケイない?)
それでさ、この展示会、「ほんまもんの美術品をじゃんじゃん素材としてつかって、『しあわせルンルン』を表現した、『展示会』というジャンルのひとつの作品(アート)」ともおもえるよネ。展示会のひとつの可能性にはちがいないし、それなりに充実してればいいのですが・・マネして軽薄なショーみたいのがはやったりするとコワイね。。館長さん、これからもどんどんたのしませてくださ〜〜い♪
(2003.12.05.)
※ ファイル中の画像: (上)森美術館のビニール袋に入ったまんまの展示会カタログ。 (下)森美術館年会員のパンフ。
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