初回の「ハッピネス展」にしても、また今回の「モダンってなに?展」にしても、森美術館の展示にはいつもなんらかのテーマがあって、そのテーマにそって展示がなされる。「エコル・ド・パリ展」とか「バルビゾン派展」とかそういう美術史的なテーマではなく、もっと宇宙的なテーマ。たとえば「ハピネス」とか「モダンアートってなに?」とか。
もちろん賛成〜〜〜。。。ただ、展示を見終わって出てきたとき、「アレがよかったコレがよかった」というのはあっても、ぜんたいの印象としてじゃあ「ハピネス」とか「モダンアートってなに?」とかっていう企画者が目論んだ全体のテーマが印象に残っている、あるいはそういうテーマにビビンとくるかっていうと・・・アンマシ、っていうかほとんどナイ。
個人差はあるとおもうけれど・・・
宇宙的なテーマのために、じつに多様な作品にお目にかかれて、それでむしろそっちのほうがうれしくて、じぶんに関心があるものだけを「つまみ食い」してきたってかんじがどうしてもしてしまう。もちろんそれはそれでわるいわけじゃない。それに、そういうテーマの当て方をしたからこそ展示作品としてひっかかった、見ることができたって作品もあるわけで、そういう意味では宇宙的なテーマにも意味がある。
だけど、できれば企画者が目論んだ、その宇宙的なテーマについても、考えさせられるなり、共感するなり、してみたいなっておもわないわけではない。せっかくのテーマだし、あれだけの作品をあんなにいろんな角度から集めてくるわけだから、そういう感動があってもいいかなっておもう。
(2004.07.17.)(2005.09.27. 見回り)
森美術館公式サイト
http://www.mori.art.museum/
以前はフラッシュだけだったのにいまは、フラッシュかふつうのHTML(テキスト・スタイル)かをえらべるようになってる。ひょーか!
■ 森美術館初見参
■ 真夏の夜のグッゲンハイム美術館展
■ ファッションと色彩展
■ パラッツォ・グラッシの「宇宙展」