目黒区美術館 / 2003.07.19.−09.07.
左の画像(拡大画像つき)は、『聖母子と子どもたち展(ヨハネ・パウロ2世美術館/ポーランド)』のパンフレットです。
下段中央にカルロ・ファッキネッティ(Carlo Facchinetti 1870-? Firenze)というフィレンツェの画家の作品があります。農家の台所のようなところで、女性があかちゃんを抱き上げている図です。
この作品の前をなんとなく素通りしかけて、あれっ、これマッキアイオーリやんけ・・!
『マッキアイオーリ(マッキア派)』というのは、1800年代半ば以降に、フィレンツェを中心として活躍していた画家たちの呼称で、『印象派』との関連性や相違点をよくうんぬんされます。(←つまり似ている。)マッキアというのはイタリア語で『シミ』のことです。
この作品が正確にマッキアイオーリかどうか(時代的にはちょっとムリがある)、そういうのはさておいて、マッキアイオーリの系譜を、たしかにそこに見てとることができるとおもいました。
好都合、5メートルぐらい離れたところに椅子があって、そのぐらいの距離からこの作品『母の愛(76 x 61.5 cm)』を見ていると、印象派とのちがいというか、マッキアイオーリの特徴のようなものが、おぼろげながら掴めます。
マッキアイオーリか・・けっこういいなぁ。印象派印象派ばかり言わんと、『マッキアイオーリ』もおもしろい蒐集対象なんじゃない・・とかもおもいました。マッキアイオーリの作品って、けっこういろんなところに分散しちゃってるんですよね。
そうそう、バルザックの「知られざる傑作」にでてくる画家のひとり、マビューズ(1478?-1533/36?)の作品が一点、この展示会にありました〜!うわっっ、出たあ〜、ですね。メロンのような(?)優し〜いかんじの『聖母像(46 x 38 cm)』でした。
(2003.09.06.)
目黒区美術館
http://www.mmat.jp/