EKAKINOKI

女性アーティストと社会的毒

BBSより

あざらしくん

デ・クーニングは色々おもしろいことがありますよねー。どうもですー。奥さんも同じような?絵を描いていたんですねー。女性の表現主義の画家って少ないですよね?(私が知らないだけ、、、かも) 

でも、シュールレアリストには結構いる(ような気がする)。フィニとか、、、また、ちょっとマイナーなレメディオス・バロとか、、、これも日本で人気があるのか、画集もそこそこ出ているみたい。(↓参照)でも、あんまりピンとこないんだよなあー(フィニも、、、)。なんでだろ? 毒がないからかなあー。

レメディオス・バロ作品 (Remedios Varo 1908-63)
http://www.meijigakuin.ac.jp/~inaba/varo/index2.htm

えかきのき

あの・・・『現代アートの特徴』というか・・ドキッとさせられるものがあるとしたら、それは作品が無意識にえぐり出している『社会性』とかではないでしょうか?

デ・クーニングの奥さんのような表現主義っぽい作品を描く女性は、けっこういますよ。でも女性の作品は、本能的に『社会的毒』を欠く場合が多いかも、、

これは、女性がより内面的であるとか、表現がより優しいとかとは別のモンダイで(作品の表現はいくら優しくてもかまわない)、作品の『核』になる部分になんらかの『社会的毒』がないと、現代人の美意識にはピンとこない、というか・・見るほうも無意識にそれらしきものを探しているような・・

そういうとこないですか?あざらしくんが、レオノール・フィニ、レメディオス・バロにピンとこないというのは、そういうのとはちがうのかな、、?

レオノール・フィニ作品 (Leonor Fini)
http://www.leonor-fini.com/

ミンチカ

フィニ。バロお二方の絵、なんかおとぎ話の世界っぽい。と、シュールレアリストの何たるかが分らないチカ★

あざらしくん

「毒」とはなにかしらん?
ミンチカさん、
>お二方の絵、なんかおとぎ話の世界っぽい。
だよねー。「一流の絵本作家です」と紹介されたら、「そうですか」と受けてしまいそうです。

多感な思春期の頃はこんな絵も結構好きでした。でも、今見ると、描いた人がどんなタイプの人かとか、どんな趣味の人かとか、想像がついてしまう感じがするんですよね(全く見当はずれであっても)、、、ミステリアスなはずの絵なのに、全くミステリーを感じさせない、、、そんな風に感じません?>えかきのきさん

えかきのき

アートのおもしろさって、個人的な期待も含めて言うと、「宇宙観」だとおもうんです。そういう考え方からすると、アートは、いま現在の宇宙観の先にあるものとしてもなんらか革新的な要素を含んでいるわけで、それは現実社会の見識とはかけはなれたもの、だとおもうんです。

とはいってもその革新度にはさまざまな程度があるわけで、またある意味、挑発的な部分も、その本質とは無関係にどうしてもくっついてきます。それを「毒」と表現したんですけど・・・そういうのは女性のすぐれて水平線的な(権力主義的でない)ものの見方、寛容な性質とそういう「毒」は相容れないみたいな・・・・

(2002.09.04.)

かんれんファイル

■ デ・クーニング
■ 女性の筆あと(1500・1600年代)

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