司馬遼太郎さんが、『ロシアについて(文芸春秋/1986年)』のなかで、北方領土問題についてこんなことを書いています。(以下要約)
「戦争で負けたものが返ってくるというのは、国際政治では非現実的なコト。返還を求めつづけていくのは日本外交としてもちろん大切なことだが、それはもはや歴史の問題ではなく、今日の政治が、今日の政治状況のなかで決めていく問題だとおもう。」
(要約おわり)
ちょっとドキッとする意見・・・
日本にはもちろん言い分がある。しかし、戦争が線引きの位置を移動させてしまった、というのもゲンジツだ。
だからこそ、、司馬遼が言うように、こちらの言い分は言い分として主張しつつ、いっぽうでそういうゲンジツを見据え、より現実的な対応を打ち出していくのが政治の課題なんじゃないか、、、
世の中じっさい問題だらけなんで、、けど、そういう問題を承知のうえで、それにあまりとらわれず、しかもできるだけ愉快な方向にもっていけたらってねがわない、フツウ?
2002年のBBSから
マサ☆アキさん
先ず、ボクが思うに『固有の領土』というものはナイ。
国というものが地球に現れてから国境線は常に塗り替える歴史だ。
故に『現時点の固有の領土』ということか・・・。
ところで、北方4島・・・が言われ出したのは
沖縄が返還された頃からかな・・・?
次はコッチてことで・・。
沖縄と北方4島では、その『価値観』もかなり差があるとは思う。
今の日本は関東圏と関西圏で日本の総人口の約80%が集中する現況。
北海道も九州も過疎地帯。またそのはずれの歯舞、色丹あたりの
『領土』を欲しがることすら理解できない。
日露関係はそのこと抜きでどんどン文化交流、人的交流を進めるべき。
ミンチカさん/サッカーに負けたから領土返還
「北方四島の一つを返したるー」って、ロシアの下院議員さんが吠えてた。酔ってた?で、もう一声「四年後の試合でも負けたら、もう一個返したるー」だって☆
石原都知事も「勝ったから帰ってき易くなった。政治とはそう言うもんなんだ」だって。
又、北方の話ぶり返して、スンマヘン。でも、上の話おもろいやろ♪
マサアキでんの「サッカーに負けたら云々・Voice「んなアホな〜」と思って読んでたけど、今朝のワイドショーの両政治家の発言聞いたら「ホンマやったんやな★」に変わりました♪
えかきのき
こんなのがあったよ。以下、「世界週報(時事通信社)/プレオブラジェンスキー」より抜粋。
去る三月一八日、ロシア下院で行われた北方領土問題の公聴会では、対日強硬発言が相次ぎ、日本に大きな打撃を与えた。・・・・・
すべての発言者がソビエト時代さながらに、日本への領土返還の可能性を放棄するよう訴えた。参加者は一様に、プーチン大統領に対し、対日政策でもっと厳しい対応をとるよう要求、歯舞、色丹の二島返還を明記した一九五六年の日ソ共同宣言の破棄さえ訴えた。在ロ日本大使館の宣伝活動規制など非友好的措置を求める者もいた。時計の針がゴルバチョフ登場前に逆戻りした印象を与えた。
(引用おわり)
※ コンスタンチン・プレオブラジェンスキーは、評論家兼ジャーナリスト。プーチン大統領のKGB同期生。著書に「日本を愛したスパイ(時事通信社)」。
(2002.08.29.)(2005.02.07. 見回り)