"カーミエンヌィ・ツヴィエトク" / アレクサンドル・プトゥシコ監督 / 1946年 / ソ連
ビデオテープの解説に「昭和22年、日本人はこの作品で初めてカラー映画を見た。」とありました(ほんと?)。ははは、演技も演出もすッごいクラッシックな映画です。古きよきロシアが好きなひとにはオススメ、かな。
石を彫って美しい花を作っていた、ひたすらそのことに情熱を傾けていた若者に、おとぎの世界の女王が「『一年にいちどだけ咲く、この世でもっとも美しい石の花』を見せてあげる。」と囁きます。
(この世でもっとも美しい石の花・・そんなものがもしあるとしたら、一度見て参考にしたい・・)
「だけど今夜来じゃなきゃダメよ」とかなんとか女王は言いました。ところが女王が来いというのは、まさにその若者の結婚式の宴が真っさかりなときで、女王が言った石の花を見るためには、若者は、じぶんが主人公の宴を抜け出さなくてはならないのです。
ふつうならそんなことは考えられないので、若者はもちろんすこしモンモンとします。でも、その美しい石の花見たさにとうとう宴を抜け出してしまい、女王のところにやって来ました。
「仕事(石の花)なくしてわたしの人生はありません・・。おねがいです、その石の花を見せてください。」そしてそのまま、若者は花嫁の前から忽然と姿を消してしまったのです・・・・・
ウラル地方の民話(パーヴェル・バジョフ原作)。ところで、教訓と言ったらおおげさですが、この民話に込められた『意味』はなんなのでしょう・・?年上の女はときとしてズルイ・・?
(2002.05.18.)(2003.03.31. 点検)