一年の半分が冬みたいなところは、日本でも珍しくありません。ただ、日本よりロシアのほうが、冬の平均気温が低い。マイナス5、6度〜マイナス10度ぐらいまでの日が多く、それより暖かい日があったり、寒い日があったり。
「日中マイナス5度ぐらいであってくれると過ごしやすい」と、いわれています。氷や雪が解けて道路がベチャベチャにならないし、それほど寒くもない。
Photos by Денис Соловьев
年に2度ぐらい「マロース」と呼ばれる厳寒があります。そのときはマイナス20〜30度・・・ピリピリするカンジ。そういうときは、屋外に出ている時間を極力少なくするように計算してうごくので、とくにどうのということはない。もっとも、マイナス30度以下になると、ロシア人も諦めて公休にするみたいです。
建物のなかは全暖房ですから、コートを入り口で預けたあとはミニスカートで闊歩。つまり建物のなかが主体で、建物と建物のあいだを行き来するときだけ屋外にでる、、、というほうがあたっているかもしれない。建物のなかの暖かさを温存しているうちにべつの建物にはいってしまえばいいのです。
市民の足となっている地下鉄構内ももちろんあったかい。夜、床に就くときの室温が22〜23度。この「温度」が、資源大国ロシアの公共施設です。(昨今この公共施設を維持できなくなっている自治体がでてきています。)
長野冬季オリンピックの下準備で日本に滞在していたロシア人女性が母親にあてて書いた手紙がおもしろい・・・・「ママ、おげんきですか?日本はなにからなにまで便利で新しくていうことありません。でも寒い・・・とにかく家のなかが、寒い・・・」
Photos by Денис Соловьев
人間を寒さから守る「ABC]は、まずしっかり着込むことです。当たり前に聞こえるかもしれませんが、これで90%ぐらいはOK、じゃない?
さらに、こわいのは「どのくらい寒いか」ではなくて「油断」。「これぐらいの寒さ!」とかおもって、日本ならべつにどうということがなくても、ロシアではそれでおわらないとこがこわい。
あとで熱がでてきたり、、、そういうことを繰り返しやっていると死に至る、、、、冗談ではないよ。。。
まずつめたくなるのは、手先と鼻と耳。凍傷というのも気がつかないでなるそうです。そしてなによりも注意しなくてはならないのが、人間の場合、やはり「頭」!
「日本の大学の先生がひと冬ロシアで帽子をかぶらずに過ごした。その後1年たらずして言語障害をおこして亡くなられた。」・・・・そんな話がまことしやかに語り継がれています。
髪型より命です!
「毛皮の帽子ねぇ、、かぶりたいけど、帽子ばかり目立って似合わない。」というひとがいます。それはね、顔だけを見てるか、Tシャツで帽子を試着してるか。着ぶくれしてごらん!バランスよく毛皮の帽子がおさまります。
(2001.09.26. 点検)(2003.01.30. 点検)(2004.12.10. 見回り)