1974年、モスクワのある広場で前衛芸術家たちが展示会を開いた。ソヴィエト政府は反動的な運動とみなして弾圧にのりだし、ブルドーザーで展示会はもみくちゃにされた。
西側では、「ブルドーザー事件」という言葉だけが先行して、「表現の自由を剥奪」というイメージが定着した。その話をすると、当事者たちは・・・「あれは笑い話だよ」と言う。
笑い話?
この事件のおかげで「ロシア前衛芸術」の存在が世界にアピールされた。フランス政府に招待され、一躍有名になったアーティスト(オスカー・ラビンなど)もいた。
さらに、ソ連政府は「前衛的なアーティストだけの展示場」をマールイ・グルジンスキー通りに設け、かれらを監視するようになる。しかしなんとそこを目当てに西側からヒトがやってきて、作品を買い付けていったというのだ。
わるくないネ。。。
マールイ・グルジンスキーの展示会場に集った画家は、1990年代中ごろで200人はいたという。数年前、「ブルドーザー事件に捧げる展」が、事件にかかわったアーティストたちの手で催された。そのカタログをみてみると、、
な〜んか抽象画というよりリアリズム〜
事件のインパクトがあまりにも大きかったので、かなり激しい前衛表現だったかようにおもっていたけれど、、いまの目で見れば、な〜んだ、この程度か〜〜,desu.
(2005.01.22. 見回り)