料理じょうずのおばはん(ウクライナに近い南ロシアの田舎出身)に聞いた『トマトとピーマンのソース(リェーチャまたはレチョー)』のレシピです。
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ピーマン:3kg
トマト:3kg
ヒマワリ油:120g
酢:60g
砂糖:120g
胡椒(これ、ロシアの大きいヤツなんだけど・・):少々
塩:少々(お好み)
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(1)トマトを(皮ごと)切って15分間ぐらい煮る。
(2)ピーマンをタテに4つ切り(煮たあとに姿が残るぐらいの大きさ)
(3)ピーマン、砂糖、油、酢を加えてさらに20分間ぐらい煮る。
(4)味見をしながら、胡椒、塩を加える。(ニンニクを入れる場合は、気持ち程度です。ニンニクを入れると酸化がはやくなります。)
(5)さらに10分間ぐらい煮る。
(6)あらかじめ殺菌しておいたガラス瓶に保存する。
こっち↓に写真があるよ
http://kuking.net/16_87.htm
このようにトマトとピーマンで作るのが『リェーチャ』ですが、さらにそこにナスやらほかの野菜が入っているものもあります。作り方は基本的におなじです。ともにできあがりは、トマト・ソースの中にピーマンやナスの具などが浮かんでいるといったカンジ。
作り方からすると『煮込み』ですが、冬のあいだ新鮮野菜にとぼしいロシア人は冷たいまま『サラダ』のように食するので、『煮込み』というよりは『サラダ』です。日本人的な感覚からすると、『ソース』・・。
ところで、あらためて『リェーチャ』のレシピを読み返してみたのですが、どうということはないのですね。トマトを味付けしながらただ煮ただけです。ただし、ニンニクがきいていない分、いわゆる『トマトソース』とちがってプレーンで(クセがない)フレッシュ。
『リェーチャ』のサッパリスッキリ感はまさに冬の新鮮野菜。肉料理や煮込み野菜などがメインの冬の食卓では、すでにできている一皿としてとても重宝です。なーんにもないときでも、パンにバターをぬって、ハムとかイクラとかをのせて・・それに『リェーチャ』がそろえば即席の一食になります。朝食用に茹でたソーセージや目玉焼きにかけてもサイコー。
ロシアにいると・・ふだんは食べない半身脂(!)のハムがおいしくかんじられたり・・ロシア人は紅茶を湯で割って飲む習慣があるのですが、気が付いたらそのほうがピッタリくるように感じられていたり・・とか、そんなこともあるので・・ロシアの気候が、『リェーチャ』のおいしさの原因のひとつかもしれません。
(2002.12.22.)(2003.01.07. 加筆)
※ ヒマワリ油はロシアではもっともポピュラーな油ですが、日本ならサラダ油・・できるだけクセがない油がいいとおもいます。