Алла Борисовна Пугачёва
プガチョーワは、『アルリキン(道化師のこと−arlecchino)』を歌って1960年代のポーランド歌謡祭で優勝。1970年代には『歌をうたう女』というプガチョーワ主演映画もヒットしました。
かつて、オクジャワやヴィソツキーが酒の席で歌われたように、プガチョーワもソ連時代からの超国民的な歌手です。歌手であるだけでなく、「自立した女」のシンボル、ロシアのプリマドンナ!
いまも現役です。若いころのプガチョーワが、横浜港をバックに歌っているのをビデオで見たことがありますが、スリムな身体から絞り出される歌唱力はまさにダイナマイト!
『百万本のバラ』をいちばん最初に歌ったのがプガチョーワで、そのあとミーナかだれかがイタリア語で歌い、日本では加藤登紀子さんが、ステージで余興ていどに歌っていたのがヒットしてしました。
『百万本のバラ』は、貧しい画家がじぶんの絵をすべて売って、恋する女優にバラの花を送ったというおはなしで、主人公はニコラ・ピラスマーニンというソ連時代のグルジア人画家です。(モスクワのトレチャコフ美術館などに彼の作品があります。)、、、と、おもってました〜!ところが、、
「『百万本のバラ』を書いた有名なラトビア人の音楽家のライモンド・パーウルスは65歳になった。(ロシアのニュースレター/秋田県学術国際政策課/2001.01.12.)」という記事によると・・・
・・・・・ロシア人の詩人は原語のラトビア語の歌の意味が分からなくて、自由に翻訳していた。(「百万本のバラ」をロシア語へ翻訳したのはロシア人の詩人のアンドレイ・ヴォズネセンスキーである。)実は「百万本のバラ」は貧乏な絵描きのことについての歌ではなくて、子供の時にお母さんにある歌を教えてもらった女の子の運命についての歌です。・・・・・そして、その女の子はその歌を娘にも歌った。しかしとても有名な歌になりました。特に日本で。・・・・・(パーウルス)
(引用おわり)
「つくられたはなし」・・・だったのか、、ハハハ、、、加藤登紀子さんのHPにはこんなくだりがありました→「一九八九年ラトヴィアが独立を要求、ソ連の戦車が入った時、広場の群衆の先頭にいた人、それがライモンズ・パウルス。」うわあああ、、、、こんなひとがいるのですね!
プガチョーワは、オクジャワやヴィソツキーのようにシンガーソングライターではなく、作詞作曲をしていたのはラトヴィアのライモン・パーウルスです。このふたりのコンビが数々のヒット曲を生み出しました。(のちにこのコンビは解消)
直立不動の歌唱スタイルから一変して、ポップで躍動感みなぎるステージ。音楽界の因習なにするものぞと、後進の若手歌手をもどんどん抜擢。「自由」を歌うプガチョーワ・・・ところが、その歌詞がモンダイで出国を許可されないという時期もありました。
最近、若手の人気歌手フィリップ・キルコーロフ(Filip Kirkorov)と結婚して話題をまきました。「そんなのビジネスだよ」という声もきこえてきますが・・・もしかするとキルコーロフに「ロシアの新しい音」をかんじたのかも。
帝政ロシアが倒れ、ソヴィエト国家が誕生し、それがまた崩壊し・・・しかしロシアにはいつも「ロシア」が、「ロシア人」がいます。アッラ・プガチョーワは、時代を超えて存在する「ロシアの心」そのもののような気がします。すぽしーぼ、、アッラ・バリーソヴナ!
(2002.08.06.)(2004.11.18. 見回り)
Gaia.ru
http://gaia.ru/abp/index.php
こちらでプガチョーワの歌を聴けます!比較的あたらしい歌はともかく、古いのがあるのがうれしい〜。
※ 文中画像は、ロシアで購入したアッラ・プガチョーワの最近のテープです。
Google検索をすると・・・
『プガチョワ』→ 51件
『プガチョーワ』→ 37件
『プガチョヴァ』→ 5件
『プガチョーヴァ』→ 14件
「アッラ・プガチョーワ」と「アッラ・プガチョーヴァ」はどっちでもいいとおもうけど、、「アッラ」の読み方まで入れるともっとヴァリエーションがある〜。
映画『歌をうたう女 ("Женщина, которая поет" / 1978)』
http://www.videopop.ru/samp/?n=2882&raz=rusmusic
「百万本のバラ」の歌詞
http://www.tokiko.com/jibunsi/jibunsi14.htm
(加藤登紀子HP/自分史14回)
えかきのき 2004.11.22.
アッラ・プガチョーワのMP3をめっけちゃって、またまたはまりこんでる。 はまりこんで、もういいヤってはなれて、また戻ってきて、 プガチョーワとは、、いつまでもそんなカンケイ。
むかしむかしの、プガチョーワが若いころのがいい。 ぜんたいにリリカルなんだけど、、 じつは溶岩が噴き出してるみたいのが、、、
うえの「Gaia.ru」のなかだとたとえば・・・「夏よさよなら(10-12)」 「親しきひとたち(6-15)」「やっとめぐり合えた(10-8)」「ロシア(9-12)」とか、、まあ、定番にはちがいないけど、、、